ultra deep sequence
文字通り,非常に深く読んだ配列のことをいう.主観的表現で特に回数が決まっているわけではないが,一万回以上読んだ場合に使われることが多いようである.次世代シークエンサーは配列のエラー率が高いので,ゲノム上の同じ位置を繰り返して読む必要があり,その繰り返し数を深度(depth)という.また,がん研究では正常細胞の混入やサブポピュレーション細胞の問題があるので,非常に深く読む必要がある場合がある.(実験医学増刊3212より)
個別化医療を拓くがんゲノム研究
解き明かされるがんの本質と分子診断・治療応用への展開
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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